今日も吹雪です

適期を逃さないことがいちばん

 昨年、秋田県の大豆の収量は前年比67%に落ち込んでしまいました。収穫時期に雨が降り、さらに11月初めには畑が荷雪をかぶり、収穫ゼロという農家も出たほどです。気の毒な状態です。
幸いうちはいつも通りの収穫量を確保でき、内容も納得できるものでした。それは、コンバインを持つなど、集中して収穫できる態勢を作ってきたおかげです。「今だ!」となったら、夜中、ライトをつけてでも収穫を続けます。なぜなら、大豆、それも青大豆にとっては、適期を逃さず刈り入れることが、大きく品質を左右するからです。

無肥料栽培のおもしろさ

 永田照喜治先生の指導で無肥料栽培をしてきました。農薬も除草剤も基本的には使いません。その代わり、排水や光、風の流れにはずいぶん気を配ります。だから、うちの青大豆は収量は少ないのですが、粒は大きくて甘味がたっぷり。色も鮮やかで、他には見られないほど高品質だと自負しています。
納豆屋さんに言わせると菌のまわりが早いそうです。色々と違うところがあるのでしょう。
でも、どんなに大切に栽培しても、収穫の機を逸したら台無しです。特に青大豆は雨に当てたら最後、色褪せてしまいます。
このことでは、実は何回も痛い目に遭ってきました。今では、種まきと収穫のタイミングははずさない、わたし流のルールができています。

今日も昨日も吹雪です

 今日(1月30日)も若美町は吹雪です。昨日も吹雪。車を運転していると、あちらこちらで事故車に遭遇しますよ。農閑期だからといっても、会議だなんだと、それなりに忙しいのですが、でも、お酒を飲んで鍋をつついているせいか、頬のあたりがまあるくなってきました。雪解けが待ち遠しいですね。

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土かぜ農家

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