山本 秀一さん (新潟県上越市)

山菜摘みで春を知る

2003年03月05日

雪が少ないと夏が心配

 今年は雪が少なかったですね。例年なら、1~2月に大荒れの天候があって、翌日は豪雪に埋まることが何回かあるのに、今年はそれがない。おかげで山間部でも数えるほどしか雪下ろしをする必要がありませんでした。先月、援農隊に来た法政大学の連中も、下ろす雪がなくて拍子抜けしてました。
雪が少ないと、水不足が心配です。いつもなら、陽気がよくなるにつれ、沢の根雪がチロチロと少しずつ解けながら田畑を潤すのに、今年の雪は瞬く間に消えてしまうでしょう。平成6年の干ばつを思い出します。とはいえ、あの年は積雪が少なかった訳ではありません。要はこれからの天候次第。期待しています。

山菜をお届けする試み

 今年は、尾神岳の山菜を特別販売品としてお届けすることになり、山に入ってくれる農家のおじちゃん、おばちゃんと智恵をしぼっています。何しろ、自然が相手。山菜というのは、フキノトウの次はカタクリ、それが終わりそうになるとコゴミが出て、タラノメが摘めるようになる。違う種類の山菜が重ねて採れる期間は何日もないんです。
でも、せっかくだから、都会の人に、同じものをド~ンと送るのではなく、いろんなものを少しずつ味わって欲しいではないですか。
そこで、健菜米づくりの名人・中村昭一さんのお宅の雪むろ利用を計画しています。ここに野菜を貯蔵すると、不思議なほど鮮度が落ちない。自然の力を借りて、できるだけ色々な山の恵みをお届けしたいと思います。

芽を出した冬菜

 雪解けと同時に芽を出す冬菜も、ちゃんと芽を出しています。ただし、雪がなくても寒いとピタリと成長が止まるので、寒さがぶり返したこの2~3日は、伸びませんね。この分だと、例年と同様、4月の半ばのお届けになりそうです。楽しみにしていてください。

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