酷寒の中で野菜がゆっくり成長

この辺の人間は、八郎湖に飛来してくる大白鳥と、それに次ぐハタハタの水揚げで、冬の訪れを実感します。近くの宮沢海岸でハタハタが揚がったのは12月15日でした。その前日、父(大越昇一さん)は「待ちに待った雪がようやく降った」と喜んでいました。海水温が下がると、ハタハタは産卵のために海岸に押し寄せてくるからです。案の定、翌日からわが家の食卓は、熟卵がぎっしりつまったハタハタ尽くしになりました。

雪に埋まった大豆畑

その後は、12月としては記録的な寒波と雪に見舞われて、荒れ模様の冬を迎えています。男鹿半島の寒風山はもちろん、健菜青大豆の畑も、わが家も雪にすっぽり包まれています。その畑を写真に撮ろうと出かけたのですが、車はまったく近づけず、2回もあきらめざるをえませんでした。

ゆっくりゆっくり成長する野菜

今、健菜倶楽部の皆様にめしあがっていただくほうれん草と壬生菜を作っています。ほうれん草などは、寒さのために、たんぽぽのように地面にはり付いています。おいしいですよ。

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土かぜ農家

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