茶摘みが終わって一段落

 4月の低温のおかげで、嬉野でも一番茶の摘み取りが大きく遅れました。例年なら、ゴールデンウィークの頃がピークなのですが...。休日を利用する兼業農家や、手伝いが必要な高齢の茶農家は、ほとほと困っていました。うちも、茶摘みと製茶作業で、5月に入ると連日、徹夜に近い作業が続くのですが、今年は肩透かしでした。
6月4日に九州の茶匠が集まる勉強会がありましたが、話題は明るくありませんでした。茶葉の成長の遅れと収穫量の減少だけでなく、重油の高騰が製茶場にとっては深刻だからです。人ごとではありません。

新聞に紹介される

 嬉野の明るい話題といえば「玉緑茶」という名前のペットボトル入り飲料が売る出されること。味はともかく、嬉野と嬉野独特の玉緑茶の名前が全国的に広まると、町の人は期待しています。どうでしょうか。一方、わが家の明るい話題といえば、西日本新聞で紹介されたこと。息子のことが中心で、ちょっと誇らしかったです。

芽茶が多い今年の新茶

 さて、うちの農園でも5月いっぱいで、一番茶の摘み取りを終えました。今年は「芽茶」が多くて、収穫量はいつもより少なめです。いよいよ6月の半ばから、健菜の皆様には「新茶」をお届けします。この時期ならではの、新鮮な香りを楽しんでください。

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