今年の新高梨はゆっくり成長

新高梨の収穫を始めました。1~2週間後には、頒布会向けに出荷できると思います。

梨は、おしりのところが、丸くぐぐっと開いてきたら食べ頃です。私も果樹園では、袋のはしを破っておしりを確認し収穫をします。

例年よりゆっくり成長

他県では、1カ月近く収穫期が早まっているそうですが、うちの新高梨は逆でした。

熟度が上がるのが遅れたのは、春から夏にかけて低温だったためです。新高梨は積算温度が4000度を超えないとおいしくありません。

心配しましたが、9~10月の高めの気温のおかげで、甘さがぐっと高くなりました。

気がかりなのは「風」

お届けしている新高梨は、1個800グラム~1キロもある大玉です。ぎりぎりまで樹上で完熟させていますから、果実のほうは、樹から落ちたくて仕方がない。

ただでさえ数を絞って栽培しているので、この時期に強風が吹いたらひとたまりもありません。収穫が終わるまでは、天候にはらはらします。
(10月19日)

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▲風光明媚な土地にある守家さんの梨園
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▲丁寧に袋掛けして栽培します
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▲袋を取ると、収穫間際の新高梨が出現
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▲完熟度を確認(生産者の河野守家さん)
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▲1玉1キロもあります。うまく保存すればお正月まで美味しくいただけます。

土かぜ農家

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