昨日、東京の大妻女子大学に行ってきました。
私が所属しているNPO法人「現代喫茶人の会」のイベントのためです。各地のこだわりの生産者がブースを出し、来場者に話を聞きながらお茶を試飲してもらう催しでした。
私は7つの品種の茶葉を持参して、風味の違いを味わってもらいました。
蘭の香りがある「ふじかおり」を体験したティーインストラクターは「こんな日本茶があるとは!」とびっくりしていました。販売する予定はありませんでしたが参加者に「どうしても分けて」と懇願されました。「嬉野在来種」でティーパーティーを開くのだそうです。うれしいことです。
本当はブレンドした日本茶のほうがおいしいと思います。でもブレンドを自分でやるという楽しみ方があってもいいですよね。
来場者からは製茶方法だけでなく、栽培法も質問されました。有機肥料なら安全、環境にいいと単純に思い込むことの危険について話をすると、驚かれました。まだ誤解している人が多いのは残念なことです。(12月3日)