今年のトマトも10度を超える糖度に

本州は連日猛暑に見舞われているようですが、北海道は蝦夷梅雨といわれる天候が続いています。曇り空が多くて、肌寒いぐらいです。カラッと晴れるのを待っています。

味のピークを迎えたトマト

 トマトは順調です。収穫は2段目から3段目に入り糖度が10度を超えるようになりました。ただし、この時期の仕事は、忙しくてホッとしている暇もありません。こうしたらいい、と思うことが多くて、やってもやっても終わりがありません。
 農園から眺める、余市湾に沈む夕日の景色は、目がさめる絶景ですが、この季節は、せかされるようで楽しむゆとりがありません。
 今年は学校を卒業した息子が帰ってきて、いっしょに農作業をしています。助かっています。子どもを育てるようにじっくりトマトを観察して、栽培ができるようになるには、何年かかかるでしょうが...。

予想外の土壌水分

 新たにハウスを3棟増やしましたが、思いの外、土壌の残留水分が多くて、超大玉トマトができました。これは失敗。
 目下、水を絞って環境を整えていますが、よいトマトが実るには時間がかかりそうです。まだ、勉強することがたくさんありますね。
(7月25日)

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農園から見た余市湾

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トマトを観察する中野勇さん

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赤というより朱色に変化するトマト

土かぜ農家

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