マンゴーはなかなか難しい作物

わたしはマンゴーを地植えで栽培しています。地植えとはいっても、シート上に赤土を盛り上げ、その上にハウスを設置しているので、ハウス全体が大きな植木鉢のような状態です。

なかなか難しい栽培

 

マンゴーはなかなか難しい作物だと思います。枝の剪定は根の状態を左右するので慎重にしなくてはなりませんし、厚手の葉はちょっと見ただけでは水分が足りているのかどうか判断が難しい。しかも樹液が果実にくっついてB級品扱いになってしまうものも少なくありません。でも、チャレンジしがいがある作物でもあります。毎年、糖度16度以上を目指しています(輸入ものは13~14度程度)。なかには18度にもなるものもあるんですよ。いまは青い実が12センチくらいになっています。出荷がはじまる6月以降には、重さ500~600グラムくらいになっているでしょう。

天候に負けず、健菜レベルを目指す

今年は熊本も天候不順に悩まされています。着果がよくなかったので、収穫量は減ってしまうでしょうね。しかも健菜レベルに達するのは全体の2割いくかどうか...。でも、最高の南国フルーツをお届けできるようにがんばりたいと思います。
※池田さんのマンゴーは6月中旬から出荷が始まります。


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手前が池田守也さん

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息子さんの新生さんも作業を手伝ってくれる。

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1つ1つ袋掛けをして完熟を待つ。

土かぜ農家

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