猛暑にやられました

夕暮れを待って、カモ猟に出かけています。今年は、12月になってからも暖かい日が多いせいか、カモ肉にまだ脂がのらず、私としては物足りません。
収穫開始間近のかぶや赤軸ほうれんそうの味が締まり、糖度を増すためにも、きりりとした寒さの到来が待たれます。

酷暑に苦戦した1年

青大豆栽培は2年続きで苦戦しました。昨年は発芽後の長雨が原因でしたが、今年は7月上旬までは順調そのもの。秋の作柄や収穫量を予想して、「今年は大丈夫」と期待できたのに、見事に裏切られました。
原因は猛暑です。気がつくと、サヤの数が少なくて、9月20日頃から葉がはらはらと落ち始めました。暑さで青大豆も疲弊したのでしょう。
11月の中旬に大豆の収穫を終えました。品質はよいのですが、収穫量は激減してしまいました。でも健菜倶楽部さんの分はちゃんと確保していますので、ご安心ください。

一人前になれない

青大豆だけでなく、お米や果樹などあらゆる農作物が今年ほどハズレだった年は、他に記憶にありません。毎年、違う条件に放り出されるので、一生、一人前の百姓にはなれないなあ、と思ったりしています。

201012-1.jpg
ハウスで作業中に孫の瑞生と。かぶが甘さを増してきました。

201012-2.jpg
収穫まで1週間の小松菜。ハウスには通風設備があって、中の低温を保ちます。

201012-3.jpg
11月下旬に耕起を終えた大豆の栽培地には、毎日白鳥が飛来します。

201012-4.jpg
海岸ではどんよりした空のもとで「波の花」という白い泡ができてきます。立っているのは義理の娘のしのぶです。

土かぜ農家

ページの先頭へ