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農園でもとくに石ころが多い場所。ここでじゃがいもを育てます。
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今日でたばかりのじゃがいもの芽です。
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右が私で、左が研修生の孕石育利さん。

最近、永田先生の農園には、最後のスティックセニョールを狙ってヒヨドリが訪れます。彼らは、アントシアニンたっぷりのスティックセニョールなど、農園の中でもとくにいいものをついばんでいくので、困ったものです。

春にむけて準備

 今は、春に向けて作柄が切り替わる時期です。収穫が終わったものを片付けて、新しい畝を作り、早いものは植えはじめています。
 今朝、畑に行ったら、2月下旬に植えた男爵の芽が30個ほど出ていました。男爵は、先生の畑の中でもとくに石ころが多い場所を選んで植えています。今年の目標は、小さく作ること。密度の高い、甘いじゃがいもを目指して、栽培を調整していくつもりです。
 それから、採種用にと貯蔵していたオクラやヘチマから種を取り出しました。あまり一般的ではない品種は、種屋さんの都合で手に入らなくなってしまうこともあるので、種を自家採りしています。

農園を広げ、新たな取り組み

 昨年から介護施設に出荷している野菜は、やわらかくて食べやすいと好評です。今年はもっと出荷できるように、農園の規模を広げる予定。広げる農園は、同じ浜松市内での山間地と平地を選び、標高差で旬のリレーができるかを知る実験もかねています。
 新たな人材育成の場としても活用するつもりなので、研修生が増えて忙しくなりそうです。
(3月9日)