山の湧き水で野菜を栽培

 私の農園はいまが収穫のピーク。夜明け前から頭にヘッドライトをつけて作業をしています。朝どりのほうがおいしいですから・・・。真っ暗な中作業をしているので、野菜泥棒に間違えられないかとちょっと心配です。 
 収穫が忙しく、なかなか食事時間が取れません。だからお腹が空くと、畑の野菜をかじって餓えをしのいでいます(笑)。


湧き水を自力で運搬

 この畑に撒く水は、主に山の湧き水を使います。山へはトラックで20分くらいの距離ですが、これがかなりの重労働。特にこの冬は乾燥が激しかったので、何回も往復して、1日に6トンくらいの水を撒いてやっと畑が潤いました。
 ただ、この水はアルカリ性のわき水なので、酸性に傾きがちな畑の土を適度なPHに保ってくれます。おいしい野菜のため・・・と思えば苦になりません。


なかなか抜けない頑丈な根

 これが自慢のほうれん草の根です。太い根と共に、細かい根が無数に広がっているのがわかりますか。この根が地面をがっちりと抱き込んでなかなか抜けないので、収穫作業も結構な手間です。でも「根っこまで甘い」と、なかなか評判です。
 先日、実家に野菜を送ったら、愛犬がダンボールをひっくり返して食べてしまったそうです。犬なのに、おいしいものに目がなくて困ります(笑)。
(2月10日)

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ブロッコリーニの収穫です。

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水を運ぶタンク。1トンほどの水が入ります。

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トンネル栽培のほうれん草。
朝鮮人参のような力強い根です。

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寒さにめげずがんばります。

土かぜ農家

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