干ばつで畑がカラカラ

今年の北海道は、干ばつに悩まされています。畑がカラカラに乾燥しているおかげで、味はおいしくなるのですが、とにかく収穫量が心配。去年は雨続きで湿害対策に追われたので、自然とはなんとままならないものか...と、頭を抱えてしまいます。

鮮度維持には日差しが大敵

 ここ数日は、麦刈りと野菜の収穫に追われています。麦は乾燥・精麦して出荷、おいしい小麦粉になっています。
 野菜のほうは、干ばつで生育が1週間ほど遅れ気味です。いまはブロッコリー、カリフラワー、スティックセニョールが中心で、あと2週間くらいしたら、とうもろこしの収穫がはじまります。
 ブロッコリーの類は、収穫後、少しでも陽に当たるとシナシナになってしまうので、こまめに予冷庫まで運びます。うちの農園は広いので、畑から予冷庫まで運ぶ間も、陽が当たらないように布をかけて運んでいます。

自家用野菜は今年はお休み...

 例年なら、自家用にいろいろな野菜を育てて楽しむのですが、今年は干ばつ対策でそれどころではなく、何も植えられませんでした。ちょっと残念ですが、農園の野菜を守るためには仕方ありませんね。
(7月27日)

土かぜ農家

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