元旦の朝から農作業

 わが家の2013年は、健菜小松菜や小かぶなどの収穫で始まりました。元旦の朝、祝い膳もそこそこに、トラクターのショベルで除雪をして、一家総出で賑やかに作業をしました。外は雪で真っ白、ハウスの中は鮮やかな緑色。

「きれいだなあ」と思いながら仕事をしていたら、「こんな正月もいいな」と気持ちが晴れ晴れしました。


土を照らす春の光

 昨年来、厳しい寒さが続いています。おかげで野菜の成長が遅く、例年は12月に始める冬野菜の収穫が、年を越しました。収量も減りましたが、寒さは野菜の甘さを高めてくれるもの。味はぐんと良くなりました。

 この数日は、農園に降り注ぐ陽射しに春の気配が感じられ、その光が、2月に収穫予定のほうれん草の成長を見守っているようです。


歳をとる暇がない

 私は収穫が楽しくて仕方ありません。気がついたら、自家用の果樹が40種類にもなっています。来シーズンに向けて、新しい野菜作りも挑戦しています。「たいへんだ」と言いつつ体を動かしていると、腰が痛いことも忘れます。

「お父さんは忙しくて、歳をとる暇がないね」と家族から笑われています。

(1月9日)

土かぜ農家

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