春がやってきましたね。私の農園では3月からすいかの収穫がはじまりました。これから初秋までがシーズンです。
ハウスは小高い台地上の平坦地にあります。太陽を遮るものが何もないので、朝から夕方までたっぷり太陽が浴びられる好立地です。
いま収穫しているのは小玉の「ひとりじめ」。これは私が種屋さんの栽培テストから関わった品種で、大玉に負けないシャリ感と糖度が魅力です。小さいので、タイミングが合えば、野菜のセットに入れてもらえるかもしれません。
8月下旬に頒布会でお届け予定の黒小玉すいかは5月に定植します。真夏のすいかなので、果肉が熱で茹だらないように、固めの外皮でしっかり守りながら熟します。夜温が下がるお盆過ぎには味がグッとのってきます。
すいかは何より収穫のタイミングが難しい作物で、ほんの3、4日遅れるだけで果肉がボソボソになってしまいます。ですから花が咲いたら着果棒を目印に立て、収穫までの日数を正確に把握する必要があります。こまめな見回りに、気が抜けない日々が続きます。
(4月10日)