農業は毎年、1年生

 空がだんだん高くなってきました。こんな日の園地からの眺めは抜群です。南東には御坂山地の向こうに富士山が見え、盆地を挟んだ正面は南アルプスの山々。見下ろせば、一面のぶどう畑です。

煙といっしょに消える品種

 今日は、平地から何本も煙が上がっていました。桃の老木を燃やしているのでしょう。9月は桃の苗を定植するのでその準備です。
 最近は、品種改良も盛んで、流行もあり、植え替えをきっかけに、古い品種が消えていくことも多いのです。そう思って見ると、煙が上がる景色が少しさみしく見えてきます。

ぶどうのスマイルマーク

 ぶどうは収穫の最盛期です。収穫は、雨よけの白い袋を開いて、房の状態を確認しながら行いますが、今年は、妻の「また、スマイルマーク!」と言う声が聞こえてきます。それは、皮が横に裂けている粒を見つけたということ。見つけた粒はひとつひとつ落としていきますが、その房はB級扱い。これまで丁寧に整えてきた房が、「最後の最後で...」と、がっかりします。
 今年は、2月に未体験の大雪に見舞われ、春から夏は異常気象が続き、さらに最悪のタイミングで雨に降られたことが打撃でした。農業は毎年、1年生ですね。これも経験と、前向きに考えています。
 もちろん健菜倶楽部のためには、園地を限った上で、検品を徹底して行い、おいしいぶどうをお届けします。
(9月1日)


土かぜ農家

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