いきいきしたキュウリを作る

1月から2月にかけて苗を定植したきゅうりが、収穫期を迎えています。このところ悪天候が続いて、少しやきもきしていました。  40年前からきゅうりを作っていますが、経験を積んでも,日照不足には打つ手がありません。幸い、来週は晴天が続くようです。健菜倶楽部へは、太陽を浴びた力強いきゅうりを出荷できそうです。

肥料を与えない

 栽培では、きゅうりをいきいきさせることが大切。そのポイントは肥料です。肥料を与えすぎると野菜に病害虫がよってくる。私は、化学肥料はほとんど使わず、稲藁や麦藁を漉き込んで土作りをしています。後はミネラルを補ってきゅうりの旨みを高めるための葉面散布をするぐらい。その方が、元気に成長します。

今年も1年生

 「百姓は毎年1年生」とよくいわれますが、その通りですね。毎年、違う気候条件に遭遇し、それに合わせて、毎年、違うことをするのが農業です。温暖化に伴う気候の変化には、まだ、戸惑うことが多いけれど、それも、年ごとに克服していけると思います。 (4月13日)

土かぜ農家

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