6月から夏ネギのシーズン

 私は1年中ねぎを栽培していますが、6月からは夏ねぎをお届けします。夏ねぎは細めで、甘みとシャリシャリした食感がおいしい。焼きねぎにするとトロリとして最高。辛味がさわやかなので薬味にもおすすめです。


台風も味を高める味方に

 6月に収穫するのは、去年の8月に種蒔きしたものです。定植してからは土を盛る、雑草を取るのくり返し。除草剤を使わないので特に草刈りは大変ですね。毎日忙しいので、朝4時過ぎには畑を見回り、一日の予定を立てています。これからのシーズンは台風も心配です。風にやられると葉は傷んでしまいますが、少しストレスがかかるくらいのほうが、じつはおいしくなります。台風も味方だと考えて、被害を受けても上手に回復させるように育てます。


毎日硝酸値をチェック

 収穫後は毎日硝酸値を測っています。やはりおいしいものは硝酸が少ない。うちのねぎは、一般の4分の1以下の値です。ねぎの色だけでなく、数値を見ながら過肥料を防ぐので、自信を持ってえぐみのないおいしいねぎがお届けできます。
(5月11日)

土かぜ農家

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