寒さが育てる冬野菜

 今年の青大豆は、初夏に晴れの日が多く、秋も気候が安定して、ベストなタイミングで刈り取りできました。平成元年から栽培を始めて27年、今までで最高の出来映えだと感動しています。大変品質がよく、美しい色にも大満足です。


寒さが育てる冬野菜

 いまは9月末に播種したかぶが収穫適期を迎えています。今月(12月)からお届けします。身がきめ細かで、甘く、葉っぱも柔らかいのでおいしいですよ。自分で試食してみましたが、どこに出してもはずかしくない味です。
 それから、ほうれん草に小松菜。チョウチョウが飛ばなくなる10月下旬に播種しました。農薬に頼らないため、播く時期を遅くしているのです。一般には冬の葉物はシーズン中2回収穫するように作るのですが、私は1回だけ。なるべくハウスを開けて寒さに当て、ゆっくり時間をかけて育てます。だから糖度が上がって栄養豊富。おいしくなります。こちらは12月末からの収穫です。


仕事の合間のお楽しみ

 写真は自家製の鮭とばです。最近、手作りするのにはまっていて、塩や乾燥の具合を工夫するのが楽しくて仕方ありません。田んぼには白鳥が遊びにきてくれています。稲の刈り取り後の落ち穂を食べているんですね。雁もたくさんいて、夜中も賑やか。鴨猟のシーズンでもありますから、冬は楽しみがいっぱいです。

(12月1日)

土かぜ農家

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