にんにくの試し堀りをしました

 私の農園は、東に雲仙岳、西に諫早湾を一望できる丘の上にあります。
 いろいろな野菜を作っていますが、にんにくの畑に立つと、特有の甘い香りでむせかりそうになります。
 2~3月の長崎県は、天候不順で、農作物にストレスかかりました。
 にんにくへの悪影響を心配していましたが、先日、球根の試し掘りをしたら、順調に育っていてホッとしました。
 この調子なら、予定通り5月中旬には収穫を始められそうです。
 とはいえ、梅雨を控え、油断は禁物。自家配合した酵素液を使って土壌の地力を高める努力をしていますが、農薬は使わないのが私のモットー。
 病害虫予防に気が抜けない日が続きます。

こだわりの品種

 私が栽培しているにんにくは、長崎県原産の「平戸」という品種。香りも辛みも高いところが気に入っています。
 ただこの品種は、栽培農家が少なくて、種の入手がむずかしいことが難点。そのため、種にんにくを自家採取しています。
 今、畑では地中の球太りをよくするため、にんにくの芽(実際は花が着く花茎)を摘む作業中。この芽も柔らかくておいしいですよ。
 健菜倶楽部の皆さんにはお届けする予定ですので、楽しみにお待ちください。
(5月2日)


土かぜ農家

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