干し柿づくりに向けて

来週、幸水の収穫を終える予定です。
今季の白桃はやや小ぶりながらも充分に甘かったし、幸水は玉伸びがよく、味も申し分ありませんでした。
私の農園のある伊那谷地区は、果物の名産地として知られていますが、今年は日照不足で、仲間の農家たちは苦労していました。
うちは例年どおりの品質を保つことができましたが、それにしても雨が多い。
1日1回は雨が降る日ばかりです。
飯田市は日照率の高さが自慢なのに・・・。
なんとか、豪雨に見舞われることなく過ぎたのは幸いでした。

干し柿づくりに向けて

8月下旬からは朝晩の気温が20度以下になり、パジャマを長袖に変えました。
空気がひんやりし始めると、柿の実がぐんぐん膨らんできます。
この調子なら、収穫は10月下旬といったところでしょう。
皮をむき、20日以上も天日で干し、ころころと転がしながら白い粉を吹かせるのが、うちの市田柿。
柿の糖度が高いことはもちろん、干し柿の製法に昔ながらの流儀を貫いています。
うまいですよ。
(8月28日)

土かぜ農家

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