土壌の塩分で美味しくなるトマト

 土佐湾に面した春野町で20年前からトマトを栽培しています。
 私が目指しているのは、糖度にばかり目を向けるのではなく、酸味と甘みのバランスがとれたトマト。
 そのため、根が地中深くに張らないようにしながら、土壌の塩分を生かす作り方をしてきました。
 その生育データの集積が農園の強みですが、昨秋は、夜温が十分に下がらないなど、栽培に苦労することが多く、自分の技術力が試されたと感じています。

これからが旨みのピーク

 

 トマトの収穫は11月から6月まで続きます。幸い初出荷の頃には、例年と変わらない食味になってくれました。
 トマトは寒さが厳しいこれからが、もっとも旨みが高くなります。楽しみにしていてください。
 (1月12日)

土かぜ農家

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