春霞は、雪解け水が水蒸気になって起こるかすみのこと。学術的な定義はありませんが、平安のころから季節の区切りとして親しまれてきました。
春霞が立つと、見慣れた景色も別世界のように感じられます。本格的な春の訪れはまだ先ですが、気持ちが奮い立ちます。

雪が多い年は水が確保され、害虫も減ります。なので稲作農家は雪がつらい年ほど、春が楽しみになるのです。

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