中干しの前に、溝切りという作業があります。田んぼの土は保水力が高いので、落水してもなかなか乾きません。そこで田んぼに溝を作って(溝を切る/溝を立てる)、排水と入水をスムースにしておくのです。これを「溝切り(作溝)」といいます。
溝の深さは10-15cm。間隔は3-5mくらいですが、田んぼによって調節します。船型のブロックを引っ張ることで溝を作ります。稲を倒さぬよう注意しながら、すべての田んぼを往復するのは神経を使います。
水田溝切機。足元にある船型のブロックで溝を作ります。
田んぼに入れて、よっこいしょ。
稲を潰さないようにと、結構気を遣います