ゴーヤ

苦味を最高の魅力にする

ゴーヤ
ウリ科ニガウリ属。熱帯アジアやアフリカが原生地といわれるゴーヤ。日本には江戸時代に中国からツルレイシとして持ち込まれました。当時は熟れて黄色くなった実を食べていたそうです。現在は沖縄野菜の代表格。食卓の定番にもなりつつある野菜です。

苦いだけでなく、かすかに甘い。

健菜のゴーヤは色鮮やかでツヤがあり、表面のボコボコは勢いがあって立派です。手に持つと重みがあって実が充実しています。

ゴーヤの味はとても複雑なもの。一番印象的なのはその苦みですが、おいしいゴーヤは苦みの中に確かな甘みがあり、果肉が瑞々しくてジューシー。食感もシャキシャキしたものを選びたいですね。

健菜の生産者は、毎日農園を見回って、絶妙のタイミングを見計らい、その複雑な味の要素がすべて揃った瞬間を見逃さず収穫しています。

苦みはキリッと冴えていながら、渋みのない、透明感のある味わい。喉の奥ではかすかに甘みが楽しめます。ゴーヤを知り尽くした名人だからこその絶妙な味なのです。

カルテ

ビタミンC、カリウム、カロテンなどが多く、とくにビタミンCはきゅうりの10倍もの含有量です。ゴーヤのビタミンCは、油で炒めてもほとんど減少しません。

独特の苦味成分は、健胃・疲労回復に効果があり、夏バテ予防や糖尿病予防にもよいと注目されています。

保存方法

なるべく早く召し上がっていただく方がおいしいですが、どうしても残ってしまう時は、洗わずにワタと種を取り除いて冷蔵しておくと栄養を損なわず、保存できます。

たべきりレシピ

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