今回は麺の最終回です。本来ならば蕎麦といきたいところですが、蕎麦、寿司、天麩羅、鰻は外で食べるので、家では作りません。そんな訳で、タイのセンレクとセンヤイを楽しみましょう。
豚肉 空心菜 センヤイの焼きそばで使っているシーイウ・カーウは、大豆からできた、しょうゆに似た調味料で、炒めものの味つけに使います。ここでは使いませんでしたが、シーイウ・ダムも炒めものに使う調味料で、シーイウ・カーウよりも味が濃く、旨みがあります。一本だけ選ぶなら、シーイウ・カーウの方が使い勝手がよいでしょう。
調味料やハーブ、スパイスは、本場のものを選ばないと、ちゃんとした味は再現できません。今はあらゆるものが手に入りやすくなりました。料理の幅が広がりますので、試してみましょう。
豚肉 空心菜 センヤイの焼きそばは、ちょっと甘辛いしっかりした味つけが子どもたちに人気なので、辛さは自分で調節できるよう、プリックポンやチリソース、チリオイルなどを添えるようにしましょう。
海老 木耳(きくらげ) センレクのスープそばは、海老の甘味、ライムの香りと酸味、プリッキーヌの辛味など、色々な味と、海老、きくらげ、トマトのそれぞれの食感が、食べる度に広がる、何とも欲張りな一皿です。東南アジア独特のハーブが味の決め手になりますので、よい材料を揃え、満を持して作り、楽しみましょう。
材料(2人分)
【作り方】
- 空心菜は、茎のかたいところは取り除き、食べやすい大きさにちぎり、ピーナッツは粗くきざんでおきます。
- 豚肉は一口大に切り、下味をつけておきます。
- センヤイは4分程茹で、水気を切っておきます。
- 鍋でピーナッツオイルを熱し、弱火でにんにくが色づくまで炒めます。
- 下味をつけた豚肉を入れ、火を通し、空心菜、セロリ、ピーナッツを入れ、さらに炒めます。
- センヤイを加え、ナンプラー、砂糖、シーイウ・カーウを入れ、手早く混ぜ合わせます。
- 器に盛り、サーヴします。
【作り方】
- センレクは3分程茹で、水気を切っておきます。
- えびは殻を剥き、開いて背わたを取ります。
- スープを沸かし、えびの頭と殻を入れ、2~3分弱火で煮ます。
- 頭と殻を取り出し、レモングラス、カー、パイマックルーを入れ、強火にします。
- さらに、きくらげ、トマト、プリッキーヌ、ライムの絞り汁の半量を入れ、火を弱め、ナンプラーで味をととのえます。
- えびを入れ、火が通ったら火を止め、残りのライムの絞り汁を加えます。
- 器にセンレクを入れ、えびやきくらげ、トマトを乗せ、スープを注ぎ、香菜と赤たまねぎを散らしてサーヴします。
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