予防が基本

 農薬を使わずに作物を栽培するのは簡単なことではありません。農水省は残留農薬の基準を定めていますが、健菜の生産者は色々な方法で安全性をより高いものにしてきました。その基本は、病害虫に見舞われる前に、水はけや日照、風通しなどに注意して、病害虫が発生しにくい環境・条件を整えること。さらにネットを張って害虫の侵入を防いだり、太陽光で土壌を消毒したり、周辺の雑草を頻繁に刈る等々。手間も費用もかかるので、効率重視の農園では実行できないことが多いのです。
 また、安全性が確実な重曹や食酢、天敵の昆虫などを防除に利用している農園もあります。最近、手指の消毒にも使われている次亜塩素酸水(塩化カリウム水溶液の電解水)もその一つ。野菜の感染予防に役立つ薬は人間にも安全で有効です。対処療法より予防が大切な点も共通しています。

永田まこと (健菜倶楽部生産部 顧問)

全国の生産者を訪ね、父に代わって永田農法の指導もしている。

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