今年も、健菜倶楽部から「完熟フルーツ頒布会」のパンフレットが届きました。
さて、頒布会を選ぶか、あるいは単品と絶品果実を組み合わせましょうか。二人暮らしだけに「全部!」と欲張るわけにもいきません。綺麗なパンフレットを見ながら熟考するのは、初夏の楽しみです。
「会えるだけで楽しい!」
コロナ感染予防の規制が緩むのを待って、GWに居酒屋に集まった女友だち4人。2年以上も会えなかっただけに話題は尽きません。そして、例によって昔の思い出話が登場。何しろ全員が「昭和の子ども」ですから。
氷冷蔵庫や氷を届けてくれた氷屋さんの話などで盛り上がっていると、ひとりが「すいかは井戸で冷やしていた」と発言。すると「塩を振って食べた」「縁側で種飛ばしをした」など、すいかにまつわる話が続いたのでした。
私が鮮明に覚えているのは、母と駅前の果物屋に通った日々。すいかが大好きな母が、店先ですいかを指で弾いて熟度を確かめ、「これ!」と選ぶ時は真剣でした。私は荷物持ちの補助要員。大玉が入った網の持ち手を片側ずつ持って帰宅するとき、どんな会話をしていたのかしら。懐かしい。
すると「最近はカットしたものばかりだわ」と友人。そして「食べる直前に切る方がおいしいのにね」と会話は続きました。
じつは「うちは丸ごとすいか、食べてます」と言いたかったけれど、黙っていました。思い浮かべていたのは、間もなく届くはずの熊本すいか。これがシャリシャリとした食感も爽やかな甘さもいいのです。母のような勘はなくても、目利きの技は健菜倶楽部に任せておけば大丈夫。食べ頃のおいしいすいかが届きます。
わが家では、毎日欠かさず果物を食べています。そのベースは健菜のもの。今年は、単品と絶品果実を組み合わせることに決めました。まず、単品で熊本すいか(来年5月予定)を選び、さらに、スウィートネクタリンに太秋柿にと......。結局、選び切れず、今年もまた、折々に追加のお願いをすることになりそうです。
(神尾あんず)
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