究極のコシヒカリをお届けします。
食事の主役はごはん。どんなご馳走も脇役にすぎません。健菜米コシヒカリのご案内を開始して20年。銘柄やイメージにとらわれず、本当においしいお米を求める方たちに選ばれてきました。炊きたての馥郁たる香り、もちっとした食感、噛むほどに感じる甘みと旨み...。ご飯だけで満ち足りる、そんなカがあるお米です。
「冷やご飯だと、かえっておいしさが際だつ」、 「五分づきや七分づきが白米のように良い香り」、 「もちもちしているのに、焼き飯はバラリと仕上がる」
これらはすべてお客様からの評価です。「一膳だけなのに、二膳も三膳も食べたような充足感」という感想を持つ方も。健菜米コシヒカリには、おいしさを超える深い味わいがあるのです。
健菜米コシヒカリは、新潟県上越市吉川地区にある専用の棚田で栽培されています。棚田を潤す山清水は、酒の仕込み水としても使われ、環境庁による「平成の名水100選」にも選ばれた、「大出口泉水」を源泉とした清流です。ミネラル分がバランスよくたっぷりと含まれていて、健菜米コシヒカリの個性とおいしさを高めています。
健菜米の棚田は、標高300メートル前後の山間部に点在しています。豊かな日照、米の糖度を高める昼夜の寒暖差、病害虫を防ぐ冷たい風が吹く米作りの理想郷です。
メダカ、トンボ、ホタルなど小さな生き物のにぎわいは、農薬と肥料を抑える健菜の米作りが環境を守ってきた証です。
一般栽培米との違いは見た目にも明らか。肥料の与え過ぎで硝酸態窒素を過剰に蓄積している一般栽培米の葉は、深い緑色をしていますが、健菜米の葉は明るいうす緑色。葉が茫々になることもありません。
秋になると、一般栽培の稲の多くが雨風で倒れ、未熟なまま収穫されてしまいます。一方、永田農法の稲は茎がしっかり強く、滅多なことでは倒れません。すべての養分を小さな実に凝縮して完全燃焼します。
健菜米は葉が黄色く枯れて、籾の色も濁りのない美しい黄金色をしています。葉や茎が生成した栄養分を、すべて実に集めて完熟した姿です。種もみは小粒ですが、もみの中は米粒がはちきれんばかり。
一般栽培米は、稲の葉が緑色で、籾も緑がかっています。一見青々として健康そうですが、これは窒素肥料を消化しきれず完熟していない証拠です。
左が健菜米。右は一般栽培米。
健菜米コシヒカリは、永田農法を実践する約30名の生産者たちによって栽培されています。「おいしさを高めれば高めるほど、収穫量が減る」という原則を受け入れ、量を追うことより米の味を極める志をもった生産者が、健菜米を栽培しています。
健菜米コシヒカリの生産者たち
健菜米コシヒカリは、新米の収穫時に、食品分析センターなど第三者機関で放射性物質の検査を行い、安全を確認しています。(令和5年産米は、検査した全てのサンプルで「不検出(5bq/kg未満)」という結果でした)
農薬は、成長の初期段階に微量使用しますが、収穫後の残留はかぎりなくゼロになるよう調整しています。農水省が定める特別栽培米の指針に沿い、農薬の使用量は上越地区の慣行栽培米に比べて88%減、化学肥料(窒素成分)は、同97%減と、安全には万全の配慮で栽培されています。
健菜米コシヒカリは、毎年10月20日出荷分から新米に切り替わります。
風味を守るため低温倉庫で保管して、適正な温度管理と、細心の風味管理で、一年を通じて新米のような美味しさを実現。また精米時も専門の担当者が厳しくチェックをして、最良の状態でお届けします。
ぜひ食卓を健やかなおいしさで満たしてください。
永田農法・健菜米コシヒカリ 特別栽培農産物に係る表示 (令和5年産)
精米方法 | 説明 |
---|---|
無洗米 | あらかじめ肌糠(ぬか)を取り除いており、研がずに炊けます。 |
精白米 | もっとも食べやすいお米です。胚芽は残っていません。 |
玄米(7分搗き) | 胚芽が残り、栄養や食物繊維が精白米より多く含まれています。 |
玄米(5分搗き) | 白米と玄米の中間です。7分搗きに慣れた方へ。 |
玄米 | 籾殻(もみがら)を取り除いた状態です。 |
《頒布会》健菜米コシヒカリ
※毎月1回、20日前後に生産地から直接お届けします。
※送料・消費税は商品価格に含まれています。