熱帯フルーツを栽培北限で育てる

　熊本県玉名市、清田勇さんが栽培する「アップルマンゴー」のご案内です。
清田さんの果樹園は、有明海に近く、町を見下ろす丘の上に立地しています。

　南国果実のマンゴーを九州で栽培するのは、湿度の高い沖縄より冬に乾燥する九州のほうが、完熟までに時間がかかり、よりおいしく育つため。
ブランド先行の宮崎産ではなく、熊本産をご案内するのは、マンゴーに最適な環境と、清田さんの優れた栽培技術を見込んでのことです。

　清田さんの栽培理念は、数を追わずに最高品質を目指すこと。一枝にマンゴーを1～2個しか結実させず、栄養を集中させたうえで、ふつうより1ヶ月近く長く樹上で完熟させます。
　もちろん、ひとつひとつにネットをかけ、自然落下させてから収穫しますので、その実からは、芳醇な甘い香りが漂い、ねっとりきめ細やかな舌触りと、驚きの甘みをお楽しみいただけます。