吉川里山百景

健菜米コシヒカリのふるさと、新潟県上越市吉川地区の風物詩をお伝えします。

2021年09月

黄金の季節

稲穂をかき分け田道を歩く。稲の香につつまれる。
風が吹けば、サワサワと稲穂が波打つ。
黄金の景色が、豊穣を約束している。

 
よしかわ便り「たなだ」 2021年09月号
黄金の季節

稲田の秋

2021年08月

夏色の田んぼ

春は春田、冬なら冬田。でも、夏は青田という。
稲葉は日ごとに成長して、田の水を隠してしまう。
その緑は若々しい夏色だ。

よしかわ便り「たなだ」 2021年08月号
 夏色の田んぼ

夏の棚田

2021年07月

夕景で占う空模様

空が焼け、やがて棚田の水は紫色となる。
これならば、明日は晴天。
梅雨入り前の太陽は、早苗もさぞや嬉しかろう。

よしかわ便り「たなだ」 2021年07月号
夕景で占う空模様

大夕焼けの棚田

2021年06月

早苗の行列・知恵くらべ

棚田は小さくて不定形。そこで田植機をどう動かすか?
隙間を残さず、素早く無駄なくと、田んぼの主は知恵を絞る。
そよそよと風に揺れる早苗の行列は、その成果。上出来だ。 

よしかわ便り「たなだ」 2021年06月号
早苗の行列・知恵くらべ

田植えを終えた棚田

2021年05月

嬉しい田植え

「やってみたら」と生産車が悪戯心で誘った都会人。
田んぼに入るや否や、「一歩も動けない」と悲鳴を上げた。
あははは、誰しもが笑う。田植えはたいへん。でも楽しい。

よしかわ便り「たなだ」 2021年05月号
嬉しい田植え

都会人の田植え

2021年04月

山里の花季

尾神の街道沿いに立つのは樹齢300年のしだれ桜だ。
花季は4月半ば。いつもは祭りで賑わうが、今年はいかに。
老木は、春の宴の再開をひっそりと待っている。

よしかわ便り「たなだ」 2021年04月号
山里の花季

尾神の桜

2021年03月

根雪ほどけて

日毎に陽射しが増している。田の水面も現れた。
「真白にみえし、雪きえて、野はおもしろく、なりにけり」
唱歌のままに、楽しみな春がやってくる。

よしかわ便り「たなだ」 2021年03月号
根雪ほどけて

雪解けの季節到来

2021年02月

雪壁の道

深夜、除雪車がつくった道が、暮らしを支える。
雪壁は、まだ、日毎に高くなるばかり......。
それが溶けて消える春を待ちながら、キシキシと道を歩く。


よしかわ便り「たなだ」 2021年02月号
雪壁の道

落をつなぐ雪道

2021年01月

昇る煙に願いをこめて

小正月の雪原にたなびく煙は、塞ノ神の階段だ。
疫病退散、豊作祈念......。
火祭りに集う村人の願いとともに天に昇っていく。



よしかわ便り「たなだ」 2021年01月号
昇る煙に願いをこめて

雪原で祝う塞ノ神

2020年12月

霜枯れの里山

師走、極月、氷月、極冬...。12月の和名は多い。
寒風を受け、眠るかのように里山は静まりかえる季。
12月は春待月ともいうそうだ。

よしかわ便り「たなだ」 2020年12月号
霜枯れの里山

山眠る季

2020年11月

錦秋を映す田水

田打ちを終えて水を溜めた冬水たんぼ。
彩られていく里山の秋を水面に映し、
来春の訪れを静かに待つ。

よしかわ便り「たなだ」 2020年11月号
錦秋を映す田水

晩秋の棚田

2020年10月

野分あけ

収穫直前に台風襲来。景色が一変した。
「自然が相手だ。こんな年もあるよ」と生産者。
黙々と、手塩にかけた稲を刈る。

よしかわ便り「たなだ」 2020年10月号
  野分あけ

暴風雨の後

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