深紫と翡翠色、
2色のぶどうをセットで

※ピオーネ

※シャインマスカット

　山梨県甲州市、若林敏彦さんが栽培する「ピオーネ、シャインマスカット」のご案内です。甲州市勝沼町は甲府盆地の西に位置し, 丘陵の斜面から平地まで、見渡す限り葡萄棚が広がっています。ここは扇状地特有の水はけのよさに加え、昼夜の寒暖差が大きく、6月までの湿潤な気候と、7月からの強い陽射しが、葡萄の旨みと香りを高めます。

　葡萄畑は、標高500メートルの南西向きの丘陵地で、西陽を浴びる最適の場所にあります。ここで若林さんは、こまめに葉を剪定し、光が入るように仕立てるため、棚の下にはたっぷりと陽射しがこぼれます。さらに果樹に生る房の数を通常の7割以下に抑え、ひとつ一つの実に栄養が凝縮するように、実が小さいうちに房を短めにカット。本当はもう少し長い方が見た目も良いのですが、若林氏のこだわりは変わりません。だから一房の重さの目安は600g程度と小さめですが、まるで高級メロンのように美味しさを凝縮させる技術は、効率を優先させる昨今、名産地勝沼でも特別な存在です。

　お届けする葡萄は、マスカットと巨峰の交配から生まれ、しっかりした甘みと奥深い香りが特徴の「ピオーネ」。そして甘みと酸味、それに爽やかな香りが清々しい「シャインマスカット」。いずれも若林果樹園の中で、手塩にかけて育てた特選品を厳選します。

※丘の上から甲府盆地を見下ろす

※若林敏彦氏