ジャージー牛の生乳を使った、贅沢なヨーグルト

　こくがあるのに、飲み口がさっぱり。原料となるのは健菜ジャージーミルク。健菜ヨーグルトの特徴は、そのままミルクの特徴を受け継いだものです。

ダイナミックに変わったミルク

　健菜ジャージー牛乳は、「健全なエサを食べ、自然あふれる環境で、健康に育った牛のミルクを届けたい」との思いから、日本では数少ないジャージー種の乳牛を飼育し、安全なミルクを搾ることに長年取り組んできた「那須りんどう湖ファミリー牧場」とのコラボレーションで始まりました。

　イギリス・ジャージー島で、英国王室のために飼育されていたジャージー牛は、ホルスタイン種に比べて体が小さく、搾入量も3分の2しかありませんが、ミルクの濃厚と乳脂肪分の高さは圧倒的です。ところが、後味が乳臭いことが難点でした。その乳牛の体質を整えるため、一切の動物性飼料を止めて、安全な植物性飼料と永田農法の緑茶パウダーを加えたもので飼育。すると緑茶に含まれるカテキンの効果もあって、ミルクはダイナミックに変わりました。

　純白で、濃厚なのに後味がさっぱりしたミルクに。乳脂肪分やタンパク質などの栄養価はこれまで同様に高いのに、ミルクを顕微鏡で見ると、乳脂肪球の輪郭がはっきりとして、きめ細かな球体へと変化していました。飼料を変えたことで、搾乳量は2割減りましたが、その分、おいしくなりました。

※ジャージー種の乳牛(那須りんどう湖ファミリー牧場にて）

牛乳嫌いでもおいしい

　健菜倶楽部では、このジャージーミルクを原料として本物のヨーグルトを作ることを考案。じつは、市販のヨーグルトは脱脂粉乳を主原料にしたものが多く、仮に生乳をつかっていても、バターを加えて脂肪分の調整をしたり、液糖による増量、安定剤や増粘剤が加えられていることがあるのです。

　もちろん、健菜ジャージーヨーグルトは、生乳100％。試作を重ねた後に、乳酸菌はアシドフィラス菌、サーモフィラス菌、それにビフィダス菌を組み合わせたものに決め、ハードタイプは無糖で、ドリングタイプは最低限の砂糖を加えて発酵させました。

　酸味が上品で、牛乳が苦手でお腹がゴロゴロしてしまう方にも飲みやすく仕上がっています。ヨーグルトは、その乳酸菌が腸内環境を整え、体の免疫力を高める健康食材です。それだけに最良質のものをとの思いとともに、健菜ジャージーヨーグルトは作られています。

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