もっともおいしい自家製梅干に
絶品の完熟梅で梅干を手作りしてみませんか?
お届けする梅の実と赤しそは、農薬も肥料も極力抑えて育てた安心素材。同梱するフランス産天然海塩ノアムーティエの塩で、ミネラルたっぷりのまろやかな塩梅に仕上がります。
詳しいレシピ付きでお届けするので、初めての方でも失敗がありません。おいしく漬けあがります。
紀州南高梅「自家製梅干しセット」 作り方
材料
- 健菜南高梅...3kg
- 赤しその葉...1束
- ノアムーティエの塩...1kg(500g×2袋)
- 食品用消毒アルコール又はホワイトリカー(容器消毒用)...適量
1.赤紫蘇の塩漬けの作り方
ふつう、赤紫蘇は梅を塩漬けし、梅酢が上がってきたころに買い求めますが、梅と一緒にお届けしますので、下ごしらえをして、冷蔵庫で保存しておきます。。
- 赤紫蘇の葉を摘み取り、水で軽く洗います。
- 乾いた紫蘇の重量を計り、その紫蘇の10%の塩を用意します。その塩の3分の2を使ってまんべんなく葉を揉み込みます。
- 揉み込むにつれ、赤黒い汁がでてきますので、しっかりと絞り出します。
- 汁を絞り出した紫蘇に、残りの3分の1の塩を入れて、さらに柔らかくなるまで揉み、ラップをして冷蔵庫に保存します。
2.梅の塩漬け<塩の使用量は梅の重量の15%位>
昔は「梅一升に塩三合」と言われていましたが、これでは塩辛すぎて健康に良くありません。塩の使用量は、梅の重量の15%程度にしたいものです。その為には、梅はもちろん、漬けこむ容器もしっかり殺菌にすることが肝心です。
- たっぷりとした水に一晩梅を漬けてアクを抜きます。アクを抜くと食べる時に、種離れも良くなります。(※ただし、健菜の南高梅はアクが少ないので、アク抜きをしなくてもおいしく漬かります。カビ防止のために、アク抜き無しでも良いでしょう。)
- アク抜きした場合は、梅をザルに上げて水を切り、キッチンペーパー等でふきあげ、よく乾かします。
- 梅の蔕(へた)を、楊枝など使って取り除きます。
- 漬けこむ容器を良く洗い乾かしたあと、食品用消毒アルコールや、ホワイトリカーなどを浸したキッチンペーパーで拭き、殺菌します。
- 清潔な別の容器に、ホワイトリカーなどを適量入れ、梅を入れて洗う感じで容器を振り、梅も消毒します。
- 漬けこむ容器の底に軽く塩を振り、梅を2~3段並べます。その上に塩を振り、また梅を並べます。これを繰返します。
- 最後の梅を入れたら、残りの塩を入れ、消毒した押し蓋を置いて、梅の半分から3分の1くらいの重さの重石をのせ、ビニールやラップなどで蓋の部分を被います。
- 2~3日で白梅酢が上がってきます。
3.赤紫蘇の漬け込み
- 梅酢が十分上がったら(一週間程度)、冷蔵保存していた赤紫蘇をボールなどに入れ、カップ1杯の白梅酢を取り出し、注ぎます。
- 赤紫蘇の色素が梅酢に広がり、鮮やかな紅色に変わります。
- 赤紫蘇の葉を一枚づつほぐし、漬け込んでいる梅の上に載せます。赤く染まった梅酢も戻します。
※梅を全て取り出して、梅と紫蘇を交互に積み直すと、梅がムラなく綺麗に色づきます。
- 重石を軽くして、土用近くまで冷暗所に保存します。
4.土用干し
- 土用(今年は7月19日から)に入ったら、晴天の日を選び、梅と赤紫蘇をザルに上げて、三日三晩干します。時々梅を転がして、太陽にまんべんなくあてて下さい。
- 梅酢も瓶に入れたまま太陽にあてます。
- 干しあがった梅は、そのまま瓶に入れて保存します。梅酢に戻して保存する方法もありますが、カビに十分注意してください。
5.カビが出たときの対策
- 梅酢の表面にカビが ... 梅酢が澄んでいたら、そのままカビをすくいとればOKです。
- 梅酢に浸ってない梅にカビが ... カビの付いた梅を静かに取り出し、お湯で洗って、半日程度日に干して、乾いたら梅酢に戻します。
- 梅酢の表面に白い幕 ... これはカビでなく、産幕酵母といわれるもので、悪玉酵母です。ペーパータオルでその部分を取り除き、梅を取り出し天日に干します。梅酢はガーゼでこして、煮立て、冷ましてから梅を漬け直します。
- 梅酢が濁り濃い色の幕になった ... 梅を取り出し熱湯で洗い、半日くらい天日に干し、別に梅酢を手に入れて漬け直します。
(毎年大量の梅酢が出来るので、翌年の保険として取っておくとよいです。)
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