今年は春ごろの雨と日照不足で、果物栽培は全体的に苦戦気味。病気に悩まされたという話がよく聞こえてきます。
私の果樹園は、斜面の水はけの良さに救われて、心配していたほど病気も出ず、なんとか例年と同じくらいの味に到達できています。でも出荷量が激減。桃は例年の3分の1ほどでしょうか。残念ですがこればかりはしかたありません。
桃は夜蛾に狙われやすい果物です。
蛾にやられたら出荷できないので、今年からLEDの蛾よけを設置して対策しています。ただでさえ出荷量が少ないのですから、きちんと自衛しておかなくてはなりません。
私の果樹園では初冬まで出荷が続きます。ソルダムやプルーンはほとんど終わり、7月末から桃、今日から梨の出荷が始まりました。この後は柿やりんごなどが控えています。
また出荷用とは別に新しい品種も栽培しています。桃なら、いまは黄桃系のものが気になりますね。植えてから2年目の黄桃を食べてみたら、小さいのに甘くてびっくり。果樹が安定してきたらどれだけおいしくなるのかと期待しています。健菜レベルに到達したら、皆さんにもお届けしたいと思っています。
(8月13日)