酒米・山田錦を収穫

 健菜米コシヒカリは9月中旬に、同じく永田農法で栽培している山田錦は10月の上旬に刈り取りを終えました。今年は気候条件にはめぐまれませんでした。8月以降は雨が多くて、一般栽培の稲はほとんどが倒伏。収穫作業はたいへんだったでしょう。しかしこんな悪条件でも、永田農法の稲は倒れません。

 米の内容も平年レベルを維持できていると思います。10月18日は、永田米研究会のメンバーが集まり、試食会を開く予定です。
 コシヒカリの旨さは、新米もさることながら、正月過ぎのほうが、他との違いが歴然とします。だから、新米の食べ比べではちょっと不利かもしれません。

 農家が収穫作業を終えると、吉川の景色は全く変わってしまいます。黄金の稲が消え、土色ばかりが目立って、さびしくなりますね。田んぼが緑になるのは、半年以上も先のことですが、今日は、来年のために、土を耕してきました。

 来年、私は米作りを始めてちょうど40年。同じことを繰り返すのではなく、さらに工夫を加えていかなくてはいけないと思っています。
(10月8日)

土かぜ農家

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