そば粉でパン作り

頒布のそば打ちを終えて

この新聞がお手元に届くころは、もう梅雨明けかもしれませんね。この辺りは、前半、雨が降らなくて、作物の芽が出ず、農家を心配させました。しかし、遅ればせながら雨が降り始めたとたんに、畑も生気を取り戻しました。
昨年の11月から今年の5月まで、頒布形式で手打ちのそばをお届けいたしました。ご賞味くださった方に、心よりお礼申し上げます。そのご縁で、私の宿・紅葉館に来られた方もいて、うれしかったです。

そば粉でパン作り

そばの種を撒くのは7月20日頃の予定です。9月上旬には白い花を咲かせ、10月上旬には収穫。新そばの季節です。数年前から、完熟直前のそばを収穫してすぐに粉にひき、そばを打っています。淡い緑色といい、初々しい香りといい、まさに日本人好みの初物。しかし、穫りたて、打ちたてでないと色がさめてしまいます。それに、収穫のタイミングが限られ、台風がきたら、その年はあきらめざるを得ません。薄緑のおそばがお出しできるかどうか、もう秋の天気が気になります。
そばといえば、妻と義姉がそば粉を使ってパン作りをはじめました。全粒粉で作った自然発酵のパンのような感じですが、やっぱり、そばの香りがします。これがなかなか旨い。わたしは、今までは柔らかいパンしか好まなかったのですが、好みがかわりました。

夏はニッコウキスゲが楽しみ

さて、夏休みは、紅葉館がもっとも賑わうシーズンです。最近は、熟年グループの山歩きの方が増えました。花の見頃を熟知されている方も多い。夏は、うちから30分ほどの田代山のニッコウキスゲがそれは見事です。ぜひ、足をお運びください。

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