今年は寒さがかなり厳しい。朝はマイナス4~5度という日が続き、寒締めほうれん草は、毎朝、パリパリに凍りついています。それが緩む10時頃から収穫をします。寒さのおかげで、収穫期は遅れ、葉も小さめですが、葉肉は厚くて味はとてもいい。旨いですよ。
そら豆は双葉が出たところ。この頃に寒さに当たると、着果がよくなると言われます。ただし、虫の卵も今年はちゃんと越冬するので、春先の害虫に注意が必要ですね。
昨年は早霜のため、ずいきを作ることができませんでした。すみません。その代り、健菜倶楽部に出荷している永岡さんたちに教わりながら、割干しだいこんを作り始めました。
これまでは自分の家で食べるだけだった素朴な食材を、都会の人が見直してくれることにびっくりしています。うれしいですね。
石油の高騰の影響は、この辺りの農業にも大きな影響を与えています。ハウス栽培では加温を止めたり、低温で栽培する生産者もあり、収穫時期が遅くなっていきそうです。
(1月28日)