マネーゲームのあおりで原油が値上がりしたり、食べ物をバイオエネルギーに利用した揚げ句、食料が高騰してアフリカなどでは飢えに苦しんでいる人々が更に増えています。
どう考えても変ですね。
吉川のような長閑な場所で真面目に作物を作っている農家にも、石油の高騰は大打撃です。
さて今年も健菜米コシヒカリ作りを始めています。最後の田植えが終わったのは5月25日でした。この頃までの自然条件は、冬には雪もしっかり降り、春の訪れも順調で、まさに理想的でした。
田植えが一段落したら、健菜青大豆の種まきに取りかかるのですが、目下、雨続きで作業にかかれません。西日本はすでに梅雨入りしているだけに気をもんでいます。こればかりは適期を逃せません。
今年から、健菜青大豆の豆腐づくり職人が30代の若手にバトンタッチしました。「こうしたい!」という理想がたくさんある彼のためにも、しっかりとした青大豆を栽培したい。晴れ間がでるのを待っています。
(6月5日)
雨があがるのを待って撮影した棚田。
田植えから約1か月後の水田ではメダカが泳いでいる。
田植えの時の様子