栽培が難しいトマトベリー

私の農園は国東半島の南側で、別府湾や伊予灘を望む風光明媚なところにあります。農園は南向きの斜面なので、西日がたっぷりとあたり、トマト栽培にはうってつけです。
湾を挟んだ対岸にはあの有名な佐賀関港があり、関サバや関アジをはじめ、魚がおいしいところです。私も農作業のかたわら、趣味の釣りを楽しんでいます。

新顔のトマトベリー

  栽培はミニトマトが中心で、なかでもいちおしは、最近取り入れたトマトベリーという品種です。ただ、このトマトベリーは栽培が難しく、永田農法で普通に育ててもそれだけでは味がのってこない。永田農法をはじめて20年以上になりますが、この品種らしい味をきちんと引き出すのに、いつも以上に試行錯誤しました。
収穫量を絞り、小ぶりに作ることで、今年は健菜レベルにも到達。天候や収穫のタイミングが合えばお届けできそうなので、出荷が楽しみです。

厳しい残暑と長雨の年

 昨年は、長引いた残暑が終わったと思ったら、10月ごろには長雨にみまわれました。冬、収穫をむかえるトマトにとって、この時期の日照不足は大打撃。今年は収穫量は期待できませんが、味だけはなんとか守り抜けたと思います。
(1月7日)

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収穫中の苗です。これからもっと味がのってきます。

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つやつやしてかわいいいちご型のトマトです。

土かぜ農家

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