秋田の春は寒いです。冬は暖冬のこともあるし、夏は冷夏の時も酷暑の年もあるけれど、「春は寒い」というのは、何十年と変わらない。今年は4月になってからも雪がちらつき、特に寒かったですね。
震災の被災地でも同じように雪が降っていました。さぞ辛いことでしょう。お見舞い申し上げます。
今回の災害で、おにぎりの炊き出しのニュース映像を見ながら、作物をつくるこの大切さを思い、農業を続けることに誇りを覚えました。人は食べ物がなくてはいられません。それを生むことが、私たちの役割です。
今年は、育苗用の種まきも、例年より、1週間おくれになりました。楽しみな山菜もなかなか姿を現しません。元気がいいのは、行者にんにくとルバーブぐらい。
でも、庭の梅が花が開花し始め、季節が慌ただしく動き始めています。来週から、自家用のメロンやスイカの定植にかかれそうです。
この季節は、「さて明日はどんな花が咲くか。どんな山菜が出てくるか」と考えながら眠ります。だから翌朝の目覚めがいいですよ。
(4月8日)