男爵は少し遅れそうです

 私の農園がある三方ヶ原台地は、男爵の名産地です。おいしいと評判の三方ヶ原男爵ですが、私の男爵は通常よりもデンプンの含有量が多くなるように栽培しているため、ホクホク感が強いのが特徴。新じゃがは、やはり、シンプルでおいしいジャガバターを召し上がっていただきたいと思います。

寒波で出荷が遅れそう

 今年は、1月から3月にかけて、じゃがいもの苗を順次定植しました。こうやって時期をずらして植えることで、長く収穫ができるようにしています。
 1月上旬に定植したものは、3月中旬には芽が出たのですが、寒波のために霜が2、3回降り、芽が溶けてしまいました。その後、新しい芽が出てくれてホッとしています。
 春の寒さが厳しかっただけに、対策として、濃いめの液糖を散布するなど、根の発育を助け、樹を強く育てる栽培を心がけています。それでも、今年の収穫始めは例年より遅れ、6月上旬くらいになりそうです。自然には逆らえません。

元気なツバメたち

 暖かくなるのが遅かったのですが、それでもちゃんとツバメたちが帰ってきてくれています。今日あたりは、天気もよく、もうすっかり初夏の気候です。ツバメも元気に飛んでいますよ。
(5月9日)

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高台の農園です。向こうに海が見えます。
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葉も厚みがあって、丈夫そのもの。
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真っ赤な赤土が、おいしい男爵を育てます。

土かぜ農家

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