うちは肥料も自家製

10月20日にきゅうりを定植し、ようやく花が咲き始めました。開花から収穫までは10日くらいですから、11月の後半には出荷がはじまるでしょう。

自家製の完熟堆肥

 このハウスの土は、空気をたくさん取り込んでふかふかしています。これは良質な堆肥を混ぜ込んでいるからで、きゅうりの根に十分な酸素を供給でき、丈夫な樹が作れます。堆肥といっても、十分完熟させたものを使っているので、まったくにおいはしませんよ。
 実は、私は牛の繁殖ときゅうり栽培を両立させていて、ハウスの堆肥はすべて自家製です。牧草から自分で栽培しているので、肥料には悪いものがいっさい入っていないという安心感がありますね。畜産のほうでは、チャンピオン牛の血統の、優秀な種牛を輩出してきました。

楽しみながら夫婦で仕事

 私たちが作るきゅうりは、昔ながらのブルームきゅうりです。皮が柔らかく、張りがあっておいしいでしょう。妻は、「まずいものなんか作っていたら仕事もよだきぃ(億劫だ)けれど、おいしいものを作るのは楽しい」とよく言います。今年もお届けできるのが楽しみです。
(11月11日)

土かぜ農家

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