うちの果樹園の背後にある独鈷山と眼下に広がる塩田平は、真田一族ゆかりの地。今年の大河ドラマのおかげで、知名度があがっているようです。
その景色を見ながら、今は、収穫作業に追われる毎日。
巨峰とナガノパープルを皮切りに、ベリーAやシャインマスカットが続きます。
ぶどう栽培40年になりますが、時々、「将来性がある」と思える品種に出会います。シャインマスカットも一つ。特徴は甘くて皮ごと食べられるだけではありません。
長く樹に生らしておいても過熟にならず、完熟のおいしさが続くのです。みずみずしさをいつまで保てるかと昨年から試しています。
霜が降りる直前に収穫したら、珍しいだけでなく、より甘くなっているかもしれません。
(8月10日)