初めて経験する異常気象です

 気象庁が今年の7月は、30年ぶりの異常気象だと発表しました。雨が多くて、日照時間はいつもの半分でした。
 うちの大豆も、ダメージを受けています。芽が出て間もない苗が大雨で流されたり、成育不足なのに花を付けてしまったり...。
 残念ながら今年の収穫量は、かなり減ることになりそうです。

良質の大豆を守ることに

「農業をやっていれば、こんな年もあるよ」と父(昇さん)は言いますが、私にとっては始めて経験する規模の不作かもしれません。
いつもなら成育が遅れなどの悪いところを回復させる時期なのですが、今年は悪いものは諦めて、「よい状態の大豆を守り大切に栽培すること」と方針を切り替えました。
 何とか品質だけは保ちたいものです。

夫婦でスズメ退治

 下の私の写真は妻のしのぶがもち米の田んぼで撮影したものです。この田んぼには、実をつけ始めた稲を目当てに、早くもスズメが大集合しています。
 この日は、スズメを驚かせる爆発音がする装置を取り付けてきました。近くで聞くと跳び上がるほどの轟音がします。
(8月10日)

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雨が多くて、水がひかない青大豆の畑。

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大豆の畑に立つ妻のしのぶさん。

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雨の合間に作業する大越一也さん。

土かぜ農家

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