津軽野菜にご期待ください

 わたしの農園は津軽半島西部の付け根にあります。近くには屏風山という砂丘があり、一帯は国定公園になっています。  今夏から、うちのメロンやパプリカ、秋には小松菜やだいこんなどをみなさまにお届けする予定です。とはいえ、今、園地は雪で真っ白。地域の生産グループの代表として、夏の間は農業指導に呼ばれることなども多く忙しいのですが、さすがに今はゆっくりしています。

土壌の強み

 「津軽」と聞くと、厳しい気候を想像する人が多いことでしょう。でも、作物栽培にとっては、好条件を備えた土地でもあるのです。  その一つは、火山灰と砂が混じったアルカリ性の土壌。作物に含まれる窒素成分が少なくなり、作物がおいしく育ちます。

3月から農作業開始

 意外なことに、春の訪れが早いこともうちの農園の良さ。3月上旬には気温がぐんと上がり、ハウス栽培に最適な環境が整います。  好条件の環境を活かした津軽育ちの作物を、楽しみにしていてください。 (2月10日)

土かぜ農家

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