八重瀬のピーマンを守る

 昨年の12月から始まったピーマンの収穫は、そろそろ終盤。7月からは、来シーズンに向けて土づくりに専念します。

新しい生きがい

 八重瀬町具志頭地区は、国の冬春ピーマン指定産地です。さらに、沖縄県の拠点産地にも認定され、ピーマン栽培が活発になりました。
 わたしもずっとピーマンを作り続けています。若い頃は、自分の畑のことで頭がいっぱいでしたが、50歳を過ぎて、地域の野菜部会長を仰せつかり、仕事と責任が増えました。それは八重瀬町のピーマン全体の品質を守ることや、後継者を育てること。それに、次の世代に健康な土を引き継ぐことも大切です。

品質を守る責任

 毎月のように、栽培技術の向上や土づくりをテーマに生産者が集まり、勉強しています。後輩に相談されることも多くなりました。それだけに、自分のピーマンの品質は何より大切。もっとよいものを作っていきたいと思っています。
(4月2日)

土かぜ農家

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