坊ちゃんかぼちゃ、じゃがいもの北あかり、サラダごぼうと、健菜倶楽部の皆様に届けるための収穫・出荷が相次いでいます。
農業には「昨年と同じ」ということはありません。それが分かってはいても、今年は妙な年でした。春は少雨に、初夏は連日の雨に悩みました。まわりの農家では発芽した種が腐るということも起き、打撃を受けています。
わが家では、例年より2週間早く植えたじゃがいもが、いつまでも発芽せず、相当に気をもみました。ところが、結果は豊作。病害虫もなく、農薬を使う必要もありませんでした。品質も申し分ありません。不思議です。
サラダごぼうは3期に分けて播種しました。例年と違って茎や葉の大きさが揃わず、掘り出してみると、太さや長さもまちまち。よいものを選別して出荷しています。
息子の雄平が農業を継ぐために家に戻り、今年は結婚して家族が増えました。私は時間に追われるように農作業をしてきましたが、雄平はていねいにじっくりと仕事に取り組むタイプ。これから作物の出来にも、そのよい影響が出てくれると思います。
(9月18日)
出来を見るためにごぼうの試し掘り。
これなら合格。出荷できます。
貯蔵小屋で、じゃがいもの袋づめ作業。