干し柿の出来が楽しみ。

 柿の収穫も終盤を迎え、今は干し柿づくりの真っ最中です。私たちはあんぽ柿と市田柿をつくっていますが、どちらも昔ながらの手づくりです。一つひとつ皮をむき、手もみをしつつ天日に干しています。
 栽培している富士柿の別名は、甲州百目。釣り鐘型の大きな不完全渋柿で、果汁が多いのが特徴です。今年は春先の霜害もなく、夏の暑さの影響も少なくて、糖度が高い柿が実りました。それだけに干し柿の出来が楽しみです。

寒風が大切

 さて、プラム、桃、梨、柿、りんごと、夏から続いてきた果実の収穫リレーも間もなく終わります。農園の最終ランナーは、やっと紅葉が始まったふじりんご。その食味を高めるには寒風が不可欠。今はもっと寒くなって欲しい、と思っています。
(11月6日)

土かぜ農家

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