セレベスは今が収穫期

 紫尾山の山裾にある園地から、里いものセレベスを出荷しています。健菜倶楽部には、10月からお届けをはじめましたが、味はいかがでしょうか。ちょうど今が収穫期ですが、冬前に収穫が終わると、湿度管理をして貯蔵し、2月ぐらいまで出荷します。

ホクホクのセレベスは味しみがいい

 私の園地は、粘土質の土と砂質の土が合わさった、保水力と水はけを兼ね備えた畑です。この土で作ると、ホクホク感が増し、おいしいだけじゃなく、大きくなって形もよくなります。私の畑には、丸みのある里いもが多いので、調理もしやすいのが自慢です。
 セレベスは粘りが少ないので、関東風の煮っころがしより、関西風の炊合せに使われることが多いようです。このホクホク感には、味がしみやすいという特徴もあるので、薄味で炊いてもおいしいんですよ。
              

ツルが飛来する町

 出水市はツルが飛来する町としても有名です。冬も比較的穏やかな気候なので、ツルにとっても過ごしやすいのでしょう。刈り入れの終わった田んぼなどに、親子でいるのを見かけます。今年もそろそろやってくる時期。今年は何羽訪れてくれるでしょうか。
(10月15日)

土かぜ農家

ページの先頭へ