稲わらを肥料に

 琵琶湖の南西岸にある田園地帯で、法人を立ち上げて8期目を迎えました。栽培しているのはきゅうりと米。稲作は離農する人から依頼されて始めたもので、生産の主軸はきゅうりです。農園では、健常者と多様な個性をもつスタッフが、協力して栽培を担っています。

稲わらの山

 秋になるとハウスの前には籾殻と稲わらの小山が出現します。稲わらは土壌にすき込み、肥料として利用するだけでなく、地表に敷いて利用すると、雑草や害虫よけの他、地面の温度を適度に保ってくれる貴重な資材。稲作のありがたい副産物です。
 ハウス内は乾燥気味で、少し厳しい環境で管理しています。だから葉っぱはバリバリ、きゅうりの表面はトゲトゲで勢いがあります。

(12月1日)

土かぜ農家

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